3歳馬
3歳馬は、馬が本格化する一歩前の時期や、この時期に本格化してしまう馬も中にはいます。
本格化というのは、その馬のピーク時、最も能力が引き出せる時で、サッカーや人などで例えると、年齢的に若く、運動能力が上がる頃、技術的にも磨かれる20代前半の時です。
競馬初心者の人は
- 「3歳馬は古馬になる一歩手前の時期である!」
- 「馬が本格化する前~ちょうど本格化する時期である!」
ということを覚えておきましょう。
3歳馬で成長期を迎え、古馬初めに能力が成熟し、本格化していくケースが馬の世界では多いですが、たまに3歳馬ですでに本格化を迎え、古馬と戦える馬も出てきたりします。
しかし、競馬の基本は古馬の方が経験や体格的にも成熟していて有利であり、3歳馬は不利であることを知っておきましょう。
3歳馬、古馬混合戦は、「古馬が有利」ということです。
例外的に、3歳馬で同世代より抜きん出た強い馬は、古馬とも互角以上に渡り合える、ポテンシャルがある馬が出てくる時もあるということです。
(歴代馬例、ナリタブライアン、ディープインパクト、オルフェーヴルなど)
3歳馬限定レースで、3歳の時の年に1度しか出走できるチャンスが無いレースがあります。
牡馬♂では
「皐月賞」
「東京優駿(ダービー)」
「菊花賞」
牝馬♀馬では
「桜花賞」
「優駿牝馬」
「秋華賞」
と呼ばれる重賞レースは、3歳時限定で出走できるGⅠレースです。
これを全て同じ年に征した馬は、
牡馬♂の場合は
「3冠馬(クラッシック3冠馬)」
牝馬♀の場合は
「牝馬3冠馬」
と呼ばれ、歴代に残る栄冠を手にします。
PS、
競馬の歴代(2012年現在)でもこの3冠馬の栄光を手にした馬は、牡馬♂と牝馬♀を合わせても11頭しかいません。
以下が歴代のクラッシック3冠馬、牝馬3冠馬になります。
【牡馬♂】
- セントライト(1941年)
- シンザン(1964年)
- ミスターシービー(1983年)
- シンボリルドルフ(1984年)
- ナリタブライアン(1994年)
- ディープインパクト(2005年)
- オルフェーヴル(2011年)
【牝馬♀】
- メジロラモーヌ(1986年)
- スティルインラブ(2003年)
- アパパネ(2010年)
- ジェンティルドンナ(2012年)
初心者が知っておくと良い競馬用語
- 2歳馬
- 3歳馬
- 古馬
- 牡馬♂と牝馬♀
- 脚質
- 重賞レース(GⅠ、GⅡ、GⅢ)
- 条件戦とオープン戦
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