競馬初心者の買い方でオススメしたい馬券購入の方法-馬券の買い方-
こんばんは、ディープです。
本日は、私の競馬友で、熟練の競馬経験者の方に、
「競馬初心者の買い方でオススメしたい馬券購入の方法-馬券の買い方-」
の記事の執筆をしてもらいました。
当サイトで紹介していきますので、競馬初心者の方は参考にして頂ければ幸いです。
はじめに
競馬を始めたばかりの頃は、専門用語の多さや予想の難しさなどに面食らう事が多いです。
しかし、騎手とサラブレッドが正に「人馬一体」となり競馬場を疾走する姿は、本当に美しく格好良いもので、スポーツといたしましても大変魅力的です。
そんなスポーツとしてもギャンブルとしても魅力的な競馬と、末永くお付き合いする為には「馬券」との良いお付き合いが必須です。
この記事が馬券検討の一助となれれば幸いに存じます。
馬券の種類
ポピュラーな馬連や高配当が期待出来る3連単など馬券は多種多様にありますが、ビギナー(競馬初心者)の方に最もオススメしたいのは「単勝」です。
しかも、購入する際は常に1点~3点以内の少数点買いにした方が良いです。
理由としては、その馬を中心にレースを見ることで、道中の位置取り(逃げ・差し等)の戦法がどのような場合に有利なのかや、馬の個性やコースの有利不利などをより早く理解出来るからです。
例えば馬連や3連単などでボックス買いや流し買いをしたとすると、見るべき馬が多くなって、処理しきれないくらいに情報が入ってきてしまい、結局は漠然とレースを見てしまう事になってしまいます。
それでは勝っても負けても「経験」にはなりません。
1点買い~3点以内買いの小数点買いのもう一つメリットとしては、当たった時の無駄弾が無いといった点も挙げられます。
例えば単勝馬券を4頭分買ったとしたら、同着といった例外を除けば3頭分の馬券が無駄になり、利益率が圧縮され、酷い時には「トリガミ」という、馬券が当たっても収支はマイナスという状況にになる可能性が高くなってしまいます。
「単勝」は馬券の基本中の基本といわれますが、何事も基本が大切だと思います。
単勝馬券は、競馬初心者が当てやすく、かつ当たったときに資金が増える感覚を掴める馬券です。単勝を当てられれば、次はワイド、馬連…とステップアップしていくこともできます。逆に単勝馬券を当てることができれば、複勝馬券を当てることも容易になっていきます。
競馬で馬券を当てる基本やコツは単勝馬券にあることを知り得(え)、馬券の当たる感覚を掴みましょう。
単勝馬券を極めることで、競馬は次のステージへトントン拍子に進めます。
競馬は情報戦である
全く縁もゆかりもない、とある小学校の運動会があったとします。
運動会の華である100m走が始まろうとしているところを想像してみてください。
6人ぐらいの児童が、よーいドンでスタートしたら、どの子が1番になるか予想出来るでしょうか?
勘の良い人なら直感だけで当てられるかも知れませんが、普通はかなり難しいと思います。でも、その時にたまたま体育の先生が隣にいて子供達の成績を教えてくれたら如何でしょうか?
体育の成績が良ければ運動神経が良いと判りますので、必然的に足が速い可能性も高まります。
このように競馬も余程の有名な馬でない限り、初めて見る馬ばかりですので、専門誌やスポーツ新聞など、ご自身が理解しやすい情報を集める事から始めた方が良いと思います。
競馬のパドックは情報の宝庫
出走する馬はレースの30~40分前にパドックといわれる下見所を周回します。
馬を見る目を「相馬眼」といいますが、かなり奥の深い世界ですので、比較的わかりやすいチェックポイントを幾つかご紹介します。
馬は賢い動物なので、やる気が無いときや、疲れていたり、どこか調子の悪いときは、出来るだけパドックをショートカットしたり、歩く速度が遅くなったりします。
酷いときには立ち止まったりもしてしまいます。
こういった場合、馬を見慣れていない人でも、なんとなく覇気がないように見えますので割引が必要です。
逆に、調子の良い馬は、推進力がありますので大外をのっしのっしと歩いていますが、単に前の馬の速度が遅く追いつかない為に大外を歩く場合がありますので注意が必要です。
「目は口ほどにものをいう」といった諺がありますが、馬にも当てはめることが出来ます。目つきがギョロギョロとし血走っている馬は興奮している(イレこんでいる)事が多いです。
そういった馬はレースでも騎手の指示に従わず、オーバーペースで自滅したり、コースロスなどで体力を消耗したりしますので、これも割引が必要になってきます。
勿論これらのチェックポイントは簡易的な目安程度ですので決め手にはならないですし、「見た目に反して」といったことも多々あります。
パドックも場数(馬数)を増やして経験を積んでいくしかありませんが、競馬観戦の楽しみの一つでもありますので機会が有れば是非とも足を運んでみてください。
競馬では「見」する余裕も必要
「見(けん)」とは、読んで字の如く馬券を購入せず、ただレースを見るだけの事を指します。
人生や競馬は、よく登山に例えられたりしますが、山あり谷ありで本当に言い得て妙だと思います。登山の格言に「なぜならそこに山があるから」という、山が有るから登るんだといった言葉があります。
逆に「登る勇気より引き返す勇気」といった言葉もあります。
天候が悪く遭難の危険が高い場合でも、せっかく遠路はるばる来たのだから、危険は承知の上で撤退出来ないといった心理が働く事があるそうです。
以前に少し無理をしても大丈夫だった経験がある登山家なら余計に強くそういった心理が働くそうです。
週末になると「なぜならレースをしているから」といって、全てのレースに参加したくなりますが、それは大変危険です。
登山でも、入念に綿密な計画を立てて出発しますが、競馬でも前日に予想をしておき計画的な馬券購入を心がける必要があります。
例えばレース毎に自信度をABCとランク付けしておくのも一つの手です。
負けが込んでいくと頭に血が上り冷静な判断力が失われてしまいますが、自信度Cのレースが続いていれば、全て「見」してその空いた時間をランチタイムにしてみたり、自信度Aのレースで何故外してしまったのか検討してみれば無理な勝負(登山)を避けられるのではないでしょうか。
まとめ
「競馬との付き合い方=馬券との付き合い方」です。お小遣いの範囲内で、馬券を楽しむ心掛けが大切です。決して熱くなりすぎず、冷静な判断力と探究心を併せ持つのが、末永く競馬を楽しむ秘訣だと思います。
経験を積んでいけば、自分自身の調子や、勝負の流れを察知し、危険を回避出来る事もあるでしょう。
その為には、記録を残すことも重要です。
人間は、苦い「記憶」を思い出したくない生き物ですから、家計簿の様に馬券収支を「記録」に残し、勝因や敗因を「復習」することで、過去の経験が何倍にも活かせます。
これが馬券上手になる為の近道であり、登山の山頂へ登れる正規ルートです。
少し時間と根気が必要な方法ではありますが、「山は逃げない」という格言を信じて山頂を目指しましょう。
本記事が、競馬初心者の方の一助になれば幸いです。
以上が、私の競馬友人が競馬初心者のために執筆頂いたコラムです。
ありがとうございました。
また競馬初心者に送る確かな情報や競馬経験者からの予想ノウハウ等を当サイトからはご紹介していきます。